理想をまずはリストアップする
理想のマイホームにしたいと思って家づくりを始めたときに、何が理想なのかを具体的に考えたでしょうか。何となく「こんなイメージのマイホーム」というくらいでイメージしていることがよくあります。具体化しないと家づくりはできないので、理想として考えていることをまずリストアップしていきましょう。「家族で毎日コミュニケーションを取れる」、「バリアフリーで老後も心配がない」、「広い庭があって家庭菜園ができる」といった形で、理想を言葉にしてみましょう。ある程度は実現性を考える必要がありますが、あまりこだわらずにできる限り理想を考えるのが注文住宅での家づくりではおすすめです。
予算を決めて住宅業者に相談する
マイホームの理想を徹底して考えてみたら、リストが長くなってしまって収拾がつかなくなることもあります。この時点で一度落ち着いて、マイホームにいくらかけられるかを考えましょう。すべての理想を実現できるなら何も問題ありません。予算を決めて、実際にマイホームを建てるのにどのくらいの費用がかかるのかを住宅業者に聞いてみましょう。一つの業者では見解が偏っている可能性があるので、2つ以上の業者に相談するのがおすすめです。理想をすべて実現することは難しい場合が多いですが、予算の範囲内でどこまでできるかをそれぞれの業者が考えてくれます。予算が決まっていないと「理想を実現できる」という一言を鵜呑みにしてしまい、見積もりを取ってから無理だという判断になりがちなので、予算を決めた後に問い合わせましょう。
狭小住宅には、狭い敷地ゆえにメンテナンスがしにくいというリスクがあります。あらかじめメンテナンスフリーの建材を使ったり、メンテナンス用のスペースを用意したりしてメンテナンス性を高めるのが賢明です。
